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好きなことで生きる覚悟をするだけで、100倍有利になれる。【書評】好きなことだけして生きていけ

千田琢哉著 好きなことだけして生きていけ を読みました。

 

好きなことだけして生きていけ

千田 琢哉 PHP研究所 2013-09-10
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好きなことを選ぶという覚悟だけで100倍の難関を突破する

好きなことを仕事に選ぶということは、既存のレールの上を歩むより厳しい世界に飛び込むということだ。論理的に考えたら、明らかに割が合わない世界に飛び込むということだ。それを迷わず選べることが、本当に好きなことなのだ。

この話を読んだだけで怖気づいてしまったのであれば、好きなことを仕事にするのは諦めたほうがいい。

論理的に考えて、割に合わないけれど好きなことを仕事にすることを選んだ人は、それだけで100人に1人の希少価値がある。

つまり好きなことを選んだ瞬間、100倍の競争率を勝ち抜いたことになる。 

ブログについて書かれている書籍をいくつか読みましたが

すぐに稼ぎたい人は、ブログを書くより同じ時間アルバイトをしたほうがいい』とありました。これは本当に同意です。アルバイトやパートなど、費やした時間分のお給料が出る仕事をしたほうが絶っ対にお金になります。

私はブログに真面目に取り組んで半年になりますが、時給に換算するとまだまだ100円~200円程度でブログを書いてます。最初は完全に無収入です。

だったら、アルバイトは決められた時間を過ごすだけで、どんなに新人さんでも最低賃金700円程度もらえるじゃないですか。そのほうが絶対確実な収入です。

明日の保証があって、安心できます。

そんなことわかってるけど、でもやってみたいからやっているんです。

 

「そんなことわかっているけど、好きなことをしたい!」

「俺は、好きなことで人生を賭けるぞ!」と

その決意をしただけで100倍の難関を突破したことになるんですね。

これってとても勇気が出る言葉だと思いました。

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他人から与えられた目標に、勝手に上乗せしたくなることが好きなこと。

好きなことをやっている人は、ノルマとは無縁だ。

仮にノルマが与えられようと、自分で勝手に上乗せしてしまう。

しかも上乗せしたノルマを、期限より遥かに前倒しして達成してしまう。

周囲がいくら騒ごうとも本人はいたってマイペースであり、自分で打ち立てた次の目標に向けて動き出している。

嫌いなことをやっている人はその逆だ。ノルマがいつも頭の片隅で悩みの種になっており、胃がキリキリと痛む。 

好きなことをしている人にとって、ノルマは無いですよね。ゲームが好きな人はゲームをやっている時間は楽しい時間というだけで、ノルマだなんて夢にも思わないし、睡眠時間を削ってでも夢中でやってしまうでしょう。

例えば、私は仕事で料理を作ることがありますが、料理が好きなので気が付くとノルマ以上にやっていました。

余った野菜で浅漬けを作ったり、佃煮を煮るなど一品増やすことがあります。お正月などは頼まれなくても少し豪華な食事を作ることも・・それは楽しんでやっているだけで強制ではないのです。

それが、好きなことをやっているということだと思います。

でも、料理以外の仕事は興味ないので、ノルマが終われば早く帰りますけどね(笑)

 

どんな単純作業でも、桁違いなスピードで終わらせろ!

傍からみたらどんなに単純作業にみえても、桁違いのスピードを目指した瞬間、知的作業になる。

(3時間の作業を)3分で終わらせる名人には、3時間かけて終わらせるその他大勢には一生かかってもみえないものがみえている。

どの部分で力を抜いてもいいのか、どの部分では集中力を極限まで高めておかなければならないのかがみえている職人、それが名人なのだ。

残念ながら名人の技は、いくら文字に落とし込んでマニュアルにしても真似することはできない。

仕事を好きになりたければ、仕事のスピードをアップさせることだ。

周囲から浮いてしまうくらいのスピードに達したとき、あなたの人生は一変する。 

堀江貴文さんは、刑務所に入って一番最初の作業が、白い紙で袋を折る作業だったそうです。それまでプログラミングのような頭を使う作業ばかりやっていた堀江氏は、単純作業が大の苦手・・最初は全然進まなかったとのこと。しかし、しだいに折り方を自分で研究しノルマ以上の成績を出せるようになった時とても楽しかったと話していました。

ほんの少しのスピードアップなら、手を早く動かすことでできるけれども、圧倒的なスピードアップをするには必ず、創意工夫が必要です。それは没頭すると楽しいと思いました。

刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話

堀江 貴文 文藝春秋 2014-01-14
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そして、私が思ったのは、『これってブログに応用できないかな?』と。

ブログを圧倒的速さで書くことができれば、他の人と差をつけられる。

更新頻度が高いことは、ブロガーにとって有利ですから。

 

先日、同じ地元民ブロガーのエリサさんとお話したときに

書評記事を書くときは、書評用の自作テンプレートを使い構成を考える時間を減らし、さらに読みながらその場でパソコンに打ち込むことで時間短縮の工夫をされていると話していました。

感想『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』で学べること - 魔法使いのシンプルライフ

確かに、エリサさんの書評記事は全て同じ構成で書かれています。

このように、本気で取り組んでいる方は、どの分野においても工夫しているものなんだ・・と思いました。

では私はこれから考えて、ブログのスピードアップを図っていきます。

まずは、この長文を書く癖を何とかしたい・・まとめ力UPですね

 

好きなことには「雑用」がついてくる

ビジネスをスタートさせる前には、たくさんやることがあるのだ。

まず、事業スタートの登録手続きをしなければならない。

お客様が訪問した際のために、部屋の掃除とトイレ掃除を念入りにしなければならない。

コピー用紙やペン、その他事務用品を揃えなければならない。

経理処理を自分でしなければならない。

名刺や契約書を準備しなければならない。

少し考えただけでゾッとするほど、雑用の嵐なのだ。

好きなことをやるために独立したのに、これならサラリーマンのほうが良かったと思うに違いない。

これは断言してもいいが、間違いなくサラリーマンのほうが楽だ。

だが、それでも独立して好きなことに専念する人生を選んだのであれば、雑用から逃げることはできない。

 会社にいれば、他の人がやってくれていたことが、独立すると自分でやらなければいけなくなります。

これは、好きなことで食べていく人が直面することです。会社が大きくなったら、人を雇ってお願いできますが、最初は自分でするしかないので。

雑用でも、自分で手早くやってのける力が必要です。

 

ブロガーの方は自分で家事をする人も多いでしょうが、家事も雑用ですよね。

私は料理以外の家事は完全に好きじゃないので、掃除も物の管理もしたくなくてミニマリスト化が進みました。

ブログを書くスピードアップも大事ですが、家事全般を手早くすることが、長く続けるために大きな要素かもしれません。

 

好きなことで生きるのは、誰もが憧れます。

不安定な収入、周囲の反対、雑用がついてくることを乗り越えてでも

好きなことをして生きる価値はあると私は思いますし

その過程は結構楽しいものだと感じています。

 

悩んでいる人のヒントになれば、嬉しいです。

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