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病気になって良かったと、心から思えた時のはなし。

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病気はできれば避けたいもの・・そう思いますよね。私も健康な時はそう思っていました。そんな私は、昨年から耳の病気を発症し、2年弱で症状が落ち着いた今、病気になって良かったと思える瞬間がありましたそれは、病気をきっかけに人と繋がりができた時です。今日は、私の個人的な思いを書きますので、興味あるかたはご覧くださいね。

病気は孤独

私は耳の病気で、あまり外に出られず、人に会えない時期がありました。その時に感じたのは圧倒的な孤独感。

家族と治療院の先生にしか会えないとき、寂しくて寂しくてベッドの上で泣いたことがあります。亡くなった祖母の写真に向かって、おばあちゃん、寂しいよ・・。と話しかけていました。

ネット上では交流はありましたが、やはり実際に会えないのは寂しいものです。(そんな中、家まで来てくれた友人達にはとても感謝しています)。

堀江貴文さんの著書「ゼロ」に、ライブドア事件で捕まった際「独房の中で誰にも会えず、孤独で声を出して泣いた」という一文がありました。その気持ちは、とてもよくわかります。人間は社会的な生き物なんですね、人と繋がってないのが本当につらいです。

素敵な出会いがあった

一年前、病気治療のために気功を始めました。始めてから半年ほどたった頃、だんだん症状が良くなり、気持ちもポジティブになっている事に気づきました。気功は全ての人に効果があるとは言えませんが、私には合っていたようです。興味がある方は株式会社エス・エー・エスさんのサイトをご覧下さいね。

そこで出会った方と交流するようになり、気が合う人と出会えた時、はじめて心から「病気になって良かった」と感じました。

理由は、病気をしなかったら気功に通う事もなく、素敵なスタッフさんや友人に出会えなかったからです。

病気が辛いときは症状に目が行っていましたが、実は、孤独な状態が、追い打ちをかけるように大きなダメージでした

なので、心を許せる仲間と繋がった時にやっと、病気の時の辛さと孤独も癒されました。

病で得たもの

私は病気をする前と比べて、格段に家族関係が良くなりました。それまでは家族が仕事の邪魔に思える事もあり、仕事が忙しいと冷たい態度をとることもありました(ごめんなさい)。今は夫や義理の家族にとても良くしてもらった恩があり、感謝の気持ちでいっぱいです。

また、気功を学ぶ上で自分の心と向き合います。続けることで、ポジティブ思考になったことも嬉しく思います。

でも一番は、新しい友人達と心が繋がったと思えた時に、過去の心の傷が、ぱあっと飛んで行った気がします。

頭では、病気になって良い経験ができた、学べてよかった、と納得しようとしていましたが、辛い時期が長かったためショックは大きく、なかなか腑に落ちなかった。

私は人と繋がることで、辛かったけれど今の状態がいいと思えました。病気に感謝し、これをきっかけに人生を良い方向に動かす原動力になるような気がしています。

最後に

最後にもうひとつ、病気のメリットを感じています。

数日前から少し体調不良がありますが、耳の病気が辛かった時に比べれば平気なので、あまり動揺せずにいられます。最悪の出来事も、あとから役に立つものです。人生に無駄な事はありませんね^^

最後まで読んでいただいてありがとうございました。 

今、この本を読み返してウルウルしてしまいました・・💦



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