HSPという言葉をご存じでしょうか？世の中の5人にひとりの割合で存在する「とても敏感なタイプの人」のことです。
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この本では、そんなHSP気質の男性の日常を、ユーモアを交えてわかりやすく書かれた本です。マンガ入りで、HSPの想いが詰まっている本で、共感できるポイントも沢山ありました！今日はこの本を紹介します。
人といるだけで疲れてしまう
私も、一人でいる時間が必須です。人と会った後は、しばらく休憩が欲しいです。情報整理タイムが必要なんです。自分では、単に脳のキャパが狭いと思っていました。でも、HSPの概念を知り、色んな情報をキャッチしているという部分が納得しました。
ＨＳＰは人の発するいろいろな情報に、無防備にさらされています。 だからひとりを好む傾向にあるのです。好むというより、学校や会社ですり減った神経を回復するために、ひとりの時間が不可欠なのです。
『ひとりでいる』時間が、睡眠や食事と同じように大事
ホント、この文章はよくわかります！！「睡眠・食事・ひとり時間」とセットで欲しいです。今、夫と二人暮らしなので、一人時間がキープできているので、とてもありがたいです。
人が怒られているのを見るのがつらい
以前、会社勤めをしていた時は、ケンカ腰で言い合っているのを見ると、トイレに一時避難するしていました。自分が巻き込まれたくないのもありますが、たとえ他の部署の話で、自分に関係なくても、圧迫感で仕事は手に付きませんので。
もうひとつ。
テレビのバラエティ番組で、怒られている人、失敗している人を馬鹿にするような番組がありますが、私は息苦しくなります。モラルではなく、生理です。ボケ、ツッコミをやっているだけと頭で割り切れません。そんな緊迫した場面を楽しめる神経が分からないのです。
テレビの演出かもしれませんが・・気の毒で見ていられません。 オフの時間は、平和なテレビ番組が見たいです( ﾉД`)
人との距離を変える
HSPは、どの人にも同じくらいの感受性を持って接してしまいます。なので、色々な人に影響を受け、その人の悩み事に一緒に悩み、怒り、自分が疲れてしまいます。解決方法が書いてありました。
意識的に人間関係の優先度を決めることです。 ＨＳＰの場合、意識的に優先度を決めないと、「あの人もこの人も全員大切」ということになってしまいます。優先度を決めたら、それに応じて感受性を調節しましょう。混沌としていた人間関係が整理され、見通しがよくなります。
優先順位をつけるのは、冷たいようですが、そうしないと悩みが増える一方です。実際私は、10年以上お会いしていない人の心配をしています（もちろん、過去に会った人全員を気にしているわけではないです。その人は病気を持っていて、ご家族のサポートが無さそうなので気になる）。自分にできることは限られています。大切な人を大事にするために、選んでいこうと決めました。
最後に
HSP（敏感なタイプ）は5人にひとりと言われています。珍しくはありません。HSPというのは自分の性格の一部で、上手に使えば長所にもなるのです。自分の性格をしっかり把握して、自分をコントロールしつつ、世の中と上手に合わせて行ければ、もっともっと、生きやすくなりますよ！この本をパラパラと見て、自分を責める気持ちが減り、元気になってくれれば嬉しいです。
余談：アマゾンレビューに共感して泣いた話
アマゾンの本のカスタマーレビューを見ていたら、泣けてきました。。
HSPの定義は以前から知っていましたし、自分も当てはまると自覚していましたが、それを認めてしまうのは甘えのような気がして、なんとか普通になれるように、努力してきました。
そうなんです・・同じ、同じです！自分も数年前から、HSPのことは知ってました。でも、自分がHSPだと認めるのは甘えではないか、努力不足の言い訳に使っていないか、と思っていたのです。この、自分を責める気持ちも、HSPの特徴かもしれない・・と思い当たりました。もし、これを読んで共感した方がいたら、認めて、自分をラクにしてあげましょう！
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