中野信子 著「世界で通用する人がいつもやっていること」を読みました。
脳科学の視点から、日常生活で役に立つアドバイスが詰まった本です。特に、自分の事を好きになるために役立つ本でした!心に残った部分を紹介します。
自己イメージに沿った言葉しか受け入れない
本文より抜粋
人間は無意識に
「誰かが何かを言ったとしても、自分自身が持っている
『自己イメージ』に合致することにしか同意しない」
という性質を持っています。
例えば、肥満体型を気にしている人に「太っているね」と言えば、傷つきます。本人が自分のことをそう思っているからです。そして肥満=悪と思っているのです。
しかし、体型を全く気にいていない人に「太っているね」といっても、本人が認めていないと全然響きません。本人は自分が肥満だと思ってないからです。
逆に、自己イメージと違うと、褒め言葉を受け取れない場合もあります。
例えば服のセンスが良い女性に「オシャレですね」と言っても
「今日はたまたま選んだ服が良かった」
「この人は私にお世辞を言っている」などと思い込み、否定します。自分のことをオシャレだと思っていないためです。
これって日本人に多いのですよね・・私は人を褒めるようにしていますが、受け取ってくれないず自己否定を一生懸命する人はいます。せっかく本心から褒めているのに、、お互いハッピーではないです。
欠点を受け止める方法
この本の中にたくさんのアドバイスがありましたが、私が一番すごい!と思ったのがこちら。マイナスをプラスに置き換える方法。
自信を築くためによく効く方法を紹介しましょう。
まずは、
自分の最も嫌いな部分、それも思い出したくもないような
後悔している出来事を、どんどん挙げていきます。
次に、それらを徹底的にポジティブに捉え直していくのです。
〜中略〜
精神的にしんどい作業かもしれません。でも、この作業によって
プラスがゆるぎないものになったら
あなたはもうどんな事にも動じません。
これ、本当にできたら・・かなりの自己変革になりそう。
夜中にわーーっと叫びだしたくなる、失敗の一つや二つは、ありますよね?
私はローテーションで3つくらい触れられたくない出来事が頭を巡ります。嫌な自分を思いだす事が無くなったら・・そして、嫌なことの裏に隠れた自分の素晴らしさを再発見できたら、どんなに心強いでしょう。
欠点を受け入れた例。私の意地悪だった20代の話
私の体験談をひとつ。
私は20代の時、職場で後輩に意地悪していたことがあります。きっかけは、先輩の私の言うことを聞かず後輩に反論されたため。私のプライドが傷ついたので、数か月も意地悪してしまいました。
今考えると申し訳ない気持ちでいっぱいです💦
そのことをずっと悔んでいましたが、裏を返すと、私の良さは『プライドが高いこと』なのです。プライドがあるからこそ、許せなかった。私は、『自分のことを尊重できている』という優れた点を持っているのです。
もう1つ発見したのは、人に教えることが好きなんです。一から丁寧に教える予定だったからこそ、後輩の教わらない態度が気に障った。私の長所は『自分の知識を伝えたり教えることが好きで情熱がある』。だから今はブロガーとして頑張っていられる。こんな感じで、自分の思い出をよい方向に書き変えてみました。
まとめ〜自分を好きになる方法
・人は自分のイメージに合う言葉しか受け入れない。自己イメージを上げるのが大事
・過去の嫌な思い出を、自分の長所に捉え直すと最強
この本を読んたお陰で自分の事を好きになれましたので 、皆さんにもおススメします。 上手に思い出を書き変えられたら、ぜひ教えてくださいね(^^)
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