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人生の自動操縦装置を思い通りにセットしよう!【書評】「夢」実現脳の作り方・苫米地英人

前回の日記の続き・これで最終章です。

なりたい自分になる!自分を変える「洗脳」のチカラ【書評】「夢」実現脳の作り方・苫米地英人 - ミニマリストは世界を救う!

 

全てのプロセスが「やりたいこと」になる

ハッキリいいましょう。やりたいことをやるのに、頑張っているようじゃいけません。努力しちゃダメなのです。「今日これをしなきゃ、明日はあれをしなきゃ」という努力の前に、目標に向かって高い自己イメージをもつのが先です。とにかく徹底的に高い自己イメージをもつことです。そして、そのイメージに慣れ親しむことです。

言い換えれば、コンフォート・ゾーンのど真ん中に目標をもってこないといけない。それさえできてしまえば、そこへ向かうすべてのプロセスが「have to~(しなければならない)から、  want to~(したい)に変わっていくのです、つまり、努力なんて必要なくなるわけです。もちろん、端から見れば、努力しているように見えるかもしれませんが、本人にはそういう意識さえないわけです。

 「努力が必要なくなる」ということは、別に何もせずに成功するわけでなく、努力=やりたいことになるので、楽しい作業になるということですね。そこにストレスは無いということです。

自動操縦装置の働きを理解する

仮に、あなたの心の自動操縦装置の目的地が今、八丈島に設定されているとします。途中で気が変わり、やっぱり三宅島に行こうと思ったとします。そこで舵を操作して進路を変えたつもりでも、自動操縦装置を切らないと、いつの間にか元の進路へ戻っており、最初に設定した目的地へ着いてしまうのです。

何の話だか、お分かりですね。あなたが自分のゴールを目指して、これから変わっていこう、頑張っていこうと、意識のうえでどんなに強く思っても、違う目的地へ設定されている自動操縦装置があるのなら、いくら手元で舵を切っても元に戻ってしまいます。まずは、自動操縦装置を切って、新たな目的地に設定しなおさなければいけません。それをせずに、手元でチョロチョロっと操舵しても、無駄なのです。

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チョロチョロした操舵は私もよくやるほう(笑)。本を読んだりセミナーに出て、その時だけ気持ちが盛り上がって目標を立てても、結局三日坊主になってしまうのは仕方がないこととわかりました。

余談ですが、泊まり込みで1週間くらいのセミナーに出た場合、コンフォートゾーンの書き換えが多少できているのかもしれませんね。例えば海外で一週間、自然に触れながら自分を癒し感動体験をするとか、一週間、昼夜問わずカリスマセミナー講師の洗脳があれば、多少の変更ができるのかも。

 

一番先にやるべきは、目的地の設定であり、そのほかの日々の努力は無駄な抵抗なようです。それくらい、もともとの自動操縦装置が強いということですね。

こういう仕組みがあるとわかっただけでも、この本を読んだ価値がありました。

 

過去の嫌な記憶があっても、上書きできる!

私たちは皆、いつの間にか、その人なりの信念をもって生きています。それがどのように私たちの中に書き込まれるのか、というカラクリを理解すれば、書き換えられるようになります。

すでに述べてきたように、信念は環境から与えられた情報によって、私たちの中に書き込まれています。ここで、それをさらに詳しく分析すると、「言語」と「イメージ」と「情動記憶」の3つが要因にあると言えます。その3つが1セットになると、強力な信念を作り上げられるのです。

わかりやすく例を挙げましょう。

自分が「ダメ社員」だと思っている人がいたとします。

それはまず、「ダメ社員」という言葉、つまり言語によって定義されています。と同時に、「仕事が終わらなくて居残りで残業させられている姿」といったようなイメージとして思い描かれてもいます。さらに、「上司に叱られて悲しかった・・・」とか「同僚にバカにされて悔しかった・・・・」といった情動の記憶とも結びついています。

これらの要素によって、「自分はダメ社員だ」という信念が形作られるわけです。

逆に言えば、これらの構成要素を上手に操作してしまうえば、ブリーフ・システムを変更することができるのです。

 

 言語・イメージ・情動記憶。この3つの要素で、自分の信念が作られている。これがわかれば、この3つの要素を意識的に変更することで、自分の信念を替えられるということ。

 

私の話ですが・・20歳で最初に勤めた飲食店に、癇癪持ちのマスターがいました。田舎で育った私はのほほんとしていたのですが、上司の不機嫌を隠さない態度にすっかり怯えてしまいました。思えば、その体験があってから、職場は怖いもの、という信念ができた気がします。

その後、いくつか恵まれた職場もありましたが、「職場は怖い」という信念は基本的に変わっていないので、今でも長時間人と一緒にいるのが疲れるのかもしれません。

 

でも、情動記憶は変えるのが難しいですが、その他の2つの要素である「言語」と「イメージ」を活用すれば、信念を変えることは可能とのこと。そして、信念が変わってくると、過去の情動記憶に対しても解釈の仕方が変わるのです。

なので、過去の嫌な思い出がたくさんあっても大丈夫!!なのです。

過去の体験を思い出して怯えるている人いませんか?私はそんな一人ですが、もう大丈夫!一緒に変えていきましょう^^

 

実践編「人生の棚卸リスト」を作り、アファメーションを作成する

アファメーション(宣言文)を作る準備として、これまでの人生の棚卸しをすることを薦めています。一部抜粋すると

人生の棚卸リスト

1 自分と自分の人生について現在、満足していないこと、変えたいと思うことは何か?

2 満足しているのはどんなところか?続けたい、もっと増やしたいと思うのはどんなことか?

3 何を心から楽しんでいるか?何を嫌がっているか?

4 望み通りの人生を送れるとしたら、どんな人生を選ぶか?

5 失敗しないという保証があれば、何をやってみたいか?

こちらの質問に答えるだけでも、今まで盲点に隠れていた部分が見えるようになるとのこと。注意点は、過去の誰かを責めたり批判したり、自分の不幸を確認し落ち込まないこと。今の状況がどうであるかを正確に把握するための作業ですから。

そして、ここから、新しい未来をイメージし、現状と未来の差を埋めていくのです。ギャップがあればあるほど、今まで見えなかったものが見えます。

ワクワクしませんか?

さて棚卸ができたら、あとは自分の夢に向かってアファメーションと呼ばれる宣言文章を作り、最低一日二回読むことを強く薦めています。

興味を持たれた方は、ぜひ、この面白い取組みを始めてみませんか?

苦しい努力をせずに夢が叶うならそっちの方が断然良い。

我慢の先に成功があるなんて理論を鵜呑みにせず、私は自分がいいと思ったことをやっていきます。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方

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