先日の大阪地震で、忘れかけていた危機感を思い出しました。私は北海道在住で被害はありませんが、収納を見直すきっかけになりました。
物は少ない暮らしでも、高い場所にモノを置いていたのでこれは危険と気づいたのです。物が落ちてきたら凶器になります。いざという時のために改善してみました。
本棚の上の部分を空ける
我が家には、背の高い家具が２つあります。本棚と食器棚です。両方を見直してみました。まず本棚です。現状はこちら。
本棚は高さ2メートルくらいあり、中身は主に旦那さんの蔵書、書類が納まっています。これが寝室のベッドの横にあり、倒れてきたら危ないため、上の物を下に移動させました。
最上段は何も置かず、2段目は軽い小物のみ。上段にあった本は下段の空いている部分に移動させました。下の方がごちゃっとしていますが、見た目より安全第一。少しづつ整える予定です。
食器棚の上下の入れ替え
背の高い家具2つ目は、食器棚です。こちらも高さ2メートル以上。物は少ないとはいえ、最上段にそば丼などの大ぶりな食器が入っています。中段にはグラス類も少しあります。
上段の食器を、下部の引き出しに入れました。替わりに、軽いタッパーを上に移動して、最上段はカラにしました。こんな感じに。
まだ、中段のグラスがありますが、これは近日中にまた考えます。
食器棚の下の引き出しを一つ、タッパー置き場にしていました。
変更後は、そば丼、カレー用の大皿、スープ皿等の収納場所に変更。
これで、重たい食器類が落ちてくることはなくなりました。落下して頭に当たったら危険ですし、ひび割れたら凶器そのものです。ひとまずこれで、予防できました。
耐震グッズを買い足す
我が家はマンションで天井が低いので、天井と家具との隙間が2～30㎝程。それに合わせた耐震用突っ張り棒を買おうと思います。
天井が高い家ですと、こういった道具は使えません。こちらの、家具の下に差し込むタイプも検討中です。こちらだと千円以下なので買いやすいですね。
最後に
本来なら、背の高い家具が無くすのがベストですが、二つの家具は現役で使っています。納まっているモノは減らす予定はありません。また、食器棚を無くし、シンク下等に移動することも可能ですが、今の場所が取り出しやすく便利。買い替えるにもお金がかかりますので、しばらくこの形で様子を見ようと思います。
いざという時の備えも大事ですが、普段の暮らしやすさも大事。配置を変えるなどのちょっとした工夫や、少額でできる防災グッズの補充などはやっておきますが、家具の買い替えまでは検討しません。危機管理と、普段の暮らしのバランスを見ながら、これからも調整しながらすすめます。
地震で被害に遭われた方が、一日も早く普段の暮らしに戻りますように。
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