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【HSP書評】一度は読んで欲しい本『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』

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HSP(敏感な人)を詳しく取り上げた本「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ」を読みました。著者のエレイン・アーロン博士は、自分もHSPの性格に悩んだ経験から、同じくHSPの方に向けて、HSPは悪い事ではなく、むしろ長所なんだよ!と訴えます。

今日はこちらの本の良かった所、心に残った部分を紹介します。

この本の大まかな内容

世の中には5人に1人の割合でHSP(繊細な人)がいる。感受性が強いために、生きづらいと感じているが、理由はおおらかな8割の人達に合わせて世の中が作られているため。

2割のHSPは劣っているのではなく、その細やかさはむしろ長所。自分の特徴を上手に活かして社会に出て行こうと勧める本。

この本の良かったところ 

例えが豊富。何人ものHSPの方の例があり、お子さんからお年寄りまで、どのように敏感なのか、どう対処したのかが詳しく書かれている。

「外向的HSP」についての説明があった(他の本では扱っていない)。HSPの中で3割の人は、『慎重なのに行動的で刺激を求めるタイプ』で、心の中でいつも綱引きを行っている状態、と説明してくれている。

刺激に慣れれば強くなると書かれている点。刺激を避けようとすると、だんだん敏感さが増してくる。少しづつ訓練し、普通に社会生活を送れるようにとアドバイスあり。

印象に残った点

 

私は音の刺激に弱く、大きな音を避けていました。しかし文中に「小さな刺激でも長時間だとダメージを受ける」と書いてあるのを見つけました。自分も大きな音の短時間より、中くらいの音が長時間続くのが苦手・・なるほど!と発見あり。

HSPは、頭の中で沢山のことを思いつきますが、それを実行する能力は低め。自分の性格の癖を理解して、アイディアを出したら選んで実行するところまで管理しなきゃ、と思いました。

外向的HSPについて



 

外向的HSPについて、唯一説明してある本とのこと。書いてある分量はかなり少なめです(単行本のP92,P210~211)。それでも、自分はこのHSPに当てはまるので、短い文章の中でも、自己理解にとても役立ちました。

私は、刺激を求めるけれど、休息時間が必要だということ、アクセルとブレーキを常にかけていること、快適の範囲が狭いこと・・など、私ってこういう人なのね、と改めてわかりました。

この本をお薦めしたい人は?

外向的HSPの方(このタイプの説明が載っている唯一の本)

HSPの全体像を知りたい方(難しい本ですが内容が深く事例も豊富)

HSPに当てはまり、生きづらさを感じている方(HSPは成長過程で劣っていると言われることが多く自己評価が低い)

最後にひとこと

やや難解で、読み進めるのが難しい本でしたが・・外向的HSP気質の私にとっては、自分のことが理解できる、価値ある本でした(^^)

  

▼こちらの本も心を軽くするのに役立ちました

【HSP書評】共感!気持ちが軽くなる!HSPの日常がよくわかる本「『敏感』にもほどがある」

 

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