結婚して10年。未だに家事にやる気が出ません。料理はしますが、苦手な掃除は、最低限のままです。
理由は努力しても、やりがいやメリットが少ないのです。
家事を頑張っても給料が上がりません。努力の先にスキルアップが無く、評価も感謝もされないので、家事技術を高めるモチベーションがないのです。
今日の記事は、家事に行き詰っている人に、考え方のヒントになるかもしれません。記事後半に解決策も書きました。
家事をがんばれない理由
頑張っても給料が上がらない
基本的に家事はお金には換算されないため、頑張っても給料は上がらない。逆に、多少手を抜いても給料は変わらないので、適当になる。
キャリアアップがない
仕事は頑張ったらその先にスペシャリストになったり管理職になるなど先があるが、家事のスキルが上がってもその先にキャリアアップはない。
「整理収納アドバイザー」「家政婦」など、家事のプロになる方法も一応ある。しかしこれらの仕事は、多くの職業の中のほんの一部であり、本当に家事が好きで、プロを目標にする人は、まれ。
評価や感謝をされにくい
フィードバックがないため、やる気が上がらない。美味しい料理を作った場合は「おいしい」と言われることはあっても、特に、掃除や片付けなど、替わり映えの無い家事を、褒められることは少ない。
そして、自分の努力の成果が人の目に触れない。自分と身内だけしか見ないものに、モチベーションを保ちにくい。
外の仕事なら、お客さんと触れ合ってお礼を言われるけれど、毎日同じ家族が相手なので日常化しがち。感謝されないと、人の役に立っている感じがしない。
モチベーションを上げるための工夫
給料が上がらない→コンテンツにする
給料は直接もらえないが、お金を生み出す「ネタ」に変えることはできる。ブログや YouTube などのコンテンツにする。暮らしの知恵、掃除や片付けの工夫や、レシピなど。
キャリアアップしない→効率化して自分時間を増やす
効率化し、自分に時間をプレゼントする。お金を稼いだ結果、ゆとりや自由時間を手に入れたい方が多いのでは。家事効率化で時間を生み出せば、お金を経由せず、直接、ゴールである「時間」を手に入れることができますね。
また、空いた時間をメインの仕事にあて、そちらでスキルを磨くこともできる。
その他に、得意な家事があれば、仕事として提供できないか検討する。収納アドバイザー、家政婦、料理研究家など。
評価やフィードバックが無い→コンテンツ化
整った部屋、インテリア、または料理の写真など公開する。片付けや掃除の完了した所を見せて、努力の結果を人目に触れるところに出す。そうすると、美しいく整った部屋、整理整頓やインテリアについて、他人からの評価が得られる。
料理やお弁当などは良いコンテンツに。インスタに料理写真をUPするのは、自分の努力の成果を披露することであり、自己表現の一つだと思うのです。イイネやコメントがつくことで、達成感を得られます。
工夫のある収納や部屋作りは、他人の参考になる。また料理の記事は、献立やレシピに悩んでいる人に役に立ちます。
感謝されない→感謝される機会を作る
お客を家に招き、料理や空間を楽しんでもらう。コロナ禍で今は難しいけれど、快適に過ごしてもらえるように掃除、片付けをする。お客さんに料理を出すのもやりがいがあります。
原因がわかれば、対策もしやすい
家事テクニックを身につける前に、そもそもなぜやらないのか?という面を考えると、改善のヒントを見つけやすいと思います。
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