魔法使いのシンプルライフというブログを運営されているエリサ (id:erisalife) さんとお会いしました。
エリサさんは、北海道札幌市に住むご近所ブロガーさんで、オフ会を通じて知り合いました。今年はブログ勉強会の講師もお願いして、お世話になっている方の一人です。
一人より、みんなで学ぶと楽しい!9/13札幌ブログ勉強会のレポート。 - 楽に生きる方法
今回、スープカレーを食べながらゆっくりお話しさせてもらいました。
バルーンアーティストで社長でブロガー
エリサさんは、本業はバルーンアーティストです。詳しくは下記のエリサさんのブログをご覧ください。
風船を使ってパフォーマンスをし、お客様を喜ばせるのが仕事です。私は、以前はバルーンアートとは大道芸のようなイメージでしたが、コミュニケーションツールであり、時間と手間をかけて作られた風船は芸術作品だ、とエリサさんを通じて沢山の作品を見て、意識が変わりました。
キレイすぎる部屋、洗練された服
来年春にシンプルライフの本を出版される予定です。エリサさんの部屋はとってもすっきりしていて(忘年会の時に実際に見ても、本当にスッキリしていました)、洋服は一年を通じて少数精鋭で着回しをされています。
参考:私の現在のハンガーラックを公開します。 - 魔法使いのシンプルライフ
北海道の冬をトレンチコートで乗り切る方です。ここまでできるのは、かなりこだわりがないとできないと感じました。
子供のころは不登校、家で個性を伸ばす日々
小学校・中学校は筋金入りの不登校児だったとのこと。他の子が学校に行っている間、モノづくり(手芸や折り紙)をしていたとのこと。インテリア雑誌を読み、テレビは「おしゃれ工房」やその他にクイズ番組を好んで見ていたそうです。
参考:コンプレックスが強みになった話 - 魔法使いのシンプルライフ
その時間があったからこそ、自由に自分の個性を伸ばせたように感じました。
バルーンアートが天職
バルーンアートと出会った時、とても衝撃を受けたとのこと。今までの自分が経験したことが全て生かせると感じたそうです。
エリサさんは色彩感覚が優れているのて、カラフルなバルーンは色彩感覚が生かせ、演劇をしていた経験は、ステージ上の魅せ方につながる。
エリサさんは、バルーンアートは「費用対効果の高い"しあわせ生み出しツール"」と話します。1つの作品を作り上げるのに数十分、数日、数ヶ月かかるアートがあるのに対し、バルーンアートはたった1分でも何もない空間に鮮やかな作品を産み出し、人を幸せな気分にできるのです。
ブログを書きたい、ではなく「伝えたい」から書く
表現したいことがあり、それを伝える方法のひとつとしてブログを書いてるとのこと。「書きたいから書くのではなく、表現したいことがあるから書く。表現したいことが伝わるなら、文章じゃなくてもいい」というのが一番衝撃でした。
言われてみれば、エリサさんのブログは文章を書きたい人特有の長文や形容詞などがありません。私は、逆に文章表現が好きだから、長文になってしまうんですが・・エリサさんのブログは読みやすくいつも整理されているのは、伝えたい、という気持ちがストレートに表現されて、雑念がないのがいいんだなと思いました。
こだわりの強さ、シンプルな美しさが全てを支配する
良くも悪くもこだわり強い方です。ミニマリストでもこだわりの強い方はいらっしゃいます。例えばマルザックさんなどは、厳選した結果はお洒落な一流の品を身につけています。エリサさんも同じく、こだわって選択し、シンプルな美観を重視される人だと感じました。
だからこそ、本を出版できるくらいの行き届いた部屋づくり、ワードローブ実践(本人にしてみれば、自然の結果)ができる。それは、「美意識」が生活を支配してると思うのです。
エリサさんは、効率の良さを好むのですが、それはたぶんスマートな過程が「シンプルな美しさ」と捉えている思うのです。生きていく中で、行動そのものが無駄なくスマートであることが彼女の中で尊いこと。
あと、言葉の表現でも長文は苦手でも、俳句や短歌など短い表現は好きなんだそうです。キャッチコピーを作るのが得意で、いくつか賞をもらったこともあるとか。シンプルで洗練された言葉の表現は、美的感覚に合うのでしょうね。
私もコストパフォーマンスが良い事が大好きなんですが、それは単に貧乏生活の名残で、エリサさんの求める効率の良さは、美意識に由来するんだと感じました。
まとめ
エリサさんは表現したいという欲求が強いアーティストです。ブログの今後について伺いましたが、自分の仕事の一つ、という感じで思い入れが強くない。
あくまで、表現方法のひとつとしてブログを使いこなしているといった感じがカッコいい。ブログに依存せず、つかず離れずで、自分の「美の基準」に合う人生を作って行くんだと思いました。
エリサさんのブログ
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