2015年11月に、初めてLCC(格安航空会社)を使ってみました。今回はジェットスターを使いました。セールで購入したので、新千歳空港と成田空港の往復で7,750円です。
あまり旅行に行かない私が、不安になりながら新千歳空港⇔成田空港を往復してみてのレポートを書きます。LCCを使った感想は、結論から言うと、大手航空会社に比べ気になるところはありますが基本的に問題ないと思います。
上の写真は新千歳空港にて
- 新千歳空港のジェットスター搭乗口は、一番端っこ
- 機内の広さ、快適さは問題なし
- 成田空港についてもしばらく歩く
- 第2ターミナル→第3ターミナル間は徒歩10分
- 朝7時でも保安検査場が混んでいる
- 感想&まとめ
新千歳空港のジェットスター搭乗口は、一番端っこ
行きは心の余裕がなくて、あまり写真撮っていません(旅行慣れしてないのでずっと緊張してる)。朝は6時前に家を出て、空港行のバスに乗り、札幌市内を経て高速に乗り、新千歳空港に到着。ここまで75分ほど。
チェックインは、2日前にWEBで済ませました。このWEBチェックインって画期的ですね。空港に着いていないのにチェックインとはおかしい気もしますが、飛行機に乗る最終意思確認のようなものかと思いました。詳しくは下記をどうぞ↓
国内線なら出発時刻の48時間前~1時間前まで、自宅のパソコン等でクリックすればOKです。
そして空港に着くと、手荷物の少ない私はまっすぐ保安検査場へ。この保安検査場が、空港の一番左奥にあるんです!本当に端の端。この辺が、大手航空会社との違いですね。ANAやJALは、空港に着いたらすぐ見える場所から搭乗口へ行けるのですが、LCCは奥の奥です。本当にここでいいの??とドキドキしながら保安検査場へ。
ペットボトルを持っていたので、ペットボトル、スマホ、デジカメの3点を別のカゴに乗せて検査しました。ペットボトルは中身も調べられるのですね。「中身を検査してよろしいですか」と言われ、何か機械に乗せていました。厳重です。
検査が終わるとひとまずホッとして、搭乗ゲートで搭乗が始まるのを待っていました。空港内はwifi完備なのでスマホを見ていると、いつの間にか搭乗手続きが始まっていた!びっくり(*_*)もっと大きな声でアナウンスしてよ~、と思いながらも、慌ててチケットを持って搭乗口へ。
LCCの場合、混雑を避けるために2回に分けて乗るようです。最初に後列の16列~30列目まで、その次に1列~16列目の方が呼ばれました。
そして無事飛行機に搭乗します。バス移動などはなくストレートに乗りました。スチュワーデスさん2名と、機長さんが忙しそうに応対していました。
席は横に6人並びで、通路を挟んで、左右3名という形。私は窓側だったのでずっと外を見ていました。3名並ぶと、窓際の席に座るとトイレに行くのに2名に立ってもらわなければならず心苦しいです。でも写真撮りたいので窓側がいいという葛藤が(^^;)
機内の広さ、快適さは問題なし
席についてはやや狭さを感じましたが、問題ないレベルでした。横幅は特に不満ないですが、前後のスペースは少々狭いですね。前の席が少しでもリクライニングしたら、飲み物を置いて飲むにはちょっと厳しそう。
機内サービスは有料です。JRなどのように有料の機内サービスがあり、コーヒーなど温かい飲み物や、サンドイッチや軽食がメニューから選べるようになっています。割高ですがコーヒーやドリンクが売れていました。スティック状のインスタントコーヒーが200円、ペットボトルのお茶も200円と映画館価格でした。
合計で1時間45分のフライトですが、乗り込んでから滑走路移動し、飛び立つまで10分以上かかっています。これって、LCCだから遠くの滑走路まで移動するため?そして安定飛行に入って1時間も経たず、すぐ着陸態勢に入ります。そして着陸後も10分くらいずーっと滑走路移動。思ったより飛んでいる時間が短いと思いました。
成田空港についてもしばらく歩く
成田空港の第3ターミナルに着きました。飛行機を降りて、簡易な造りの道路(笑)をしばらく歩きました。動く歩道など当然ありません。前の人に連なって歩くと、5分ほどで第3ターミナルの中心部に着きました。ここまでも不安になるくらい遠い。
やっとトイレに行ってひとごこち着く私。そして、第3ターミナルから東京駅行きのバスが発着しているので、そちらに乗りました。成田から東京駅行きのバスは「THEアクセス成田」と「東京シャトル」の2社があると事前に調べ、トイレ付き車両のTHEアクセス成田を利用しました。
第3ターミナルのバスに乗る前に、2階のフードコート側にチケット売り場がありますので、バスに乗る前に券を購入します。
そして、一階のバス乗り場へ。無事に東京駅行きのバスに乗ることができました^^
第2ターミナル→第3ターミナル間は徒歩10分
帰りの飛行機は、第2ターミナルから第3ターミナルまで、徒歩で移動しました。ちなみに行き方がわからず職員さんに聞きました。第2ターミナルから一度外に出て、通路を歩きます。520mあるそうです。
自動販売機とベンチがあり、途中で休憩もできるようになっています。
全体のルートはこちらの地図参照。
こんな感じで、青色の線をたどっていくと第3ターミナルに繋がります。
私の足で10分弱で着きました。年配の方、お子さんがいる方、大きな荷物のある方は連絡バスを利用したほうが良いです。
朝7時でも保安検査場が混んでいる
7時過ぎにLCCの保安検査場に尽きましたが、2列あってそれぞれ10人弱くらい並んでいました。5分ほどで順番が来ましたが、朝7時でこれなら、昼間の時間ならもっと混んでいるのでは?この辺がLCCの不便なところかもしれません。
そして、保安検査を済ませた後もまだ歩きます。もう「LCC=足が鍛えられる」というキャッチフレーズがいいかも!
保安検査が終わってからこんなに歩いた経験がないので、ほ、本当にこっち??私、何か間違ってる?と思いながら歩いていました。
途中でエスカレーターにも乗ります。
あとから地図を見てわかったのですが、この延々とした通路は連絡ブリッジで、サテライトまで移動していたようです。地図はこちら→2F | フロアマップ | 成田国際空港第3ターミナル
やっと、サテライト内の搭乗ゲートに到着!ここまで5分ほどでしょうか。不安のまま歩いていたのでもっと長く感じました。
搭乗ゲートは広かったです。
朝食を食べながら窓の外を見ると、飛行機が見えました。
ここまで来れば安心。あとは、行きと同じように、2回に分けて搭乗手続きが始まり、同じように席に座って帰りました。
帰りは悪天候のため揺れたので、ドキドキでした・・。
感想&まとめ
・結論、LCCは慣れれば全然大丈夫。ただ、保安検査の待ち時間、空港内の移動が予想以上に多いので、時間配分をやや多めに見ておきましょう。
・空港内での移動が多いので、初めて利用する際は迷う可能性も。一度行って場所が分かれば、2回目からは大丈夫でしょう。
・移動が多いので、ガンガン歩ける人は平気ですが、体力に自信のない方やお子さんやお年寄りは不向き。成田空港での第2ターミナルから第3ターミナルへの移動はバス利用がお勧め。
・飛行機内は前後の間隔が狭いので(ジェットスターの場合)、海外など長時間の飛行は飲食、パソコン作業などは不便そう。
札幌から東京まで7,750円という価格で、問題なく移動できたので、今後もLCCを使いたいと思います。普通に大手航空会社の1/3位の値段で、多少歩いても、時間がかかっても、移動するという目的を達成できるので、私には十分コスパの良い選択です。
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