働くこと、恋愛、夢・・働く女性の日常のつぶやきエッセイ
はてなブロガー仲間のともきっくさん、星野きいろさんの影響で、はあちゅうさんの本を読んでいます。
お二人の記事はこちら
▶【Book】ぬくぬくの布団の中で読みたい <真夜中にシュークリーム> - 風街BREEZE
▶「真夜中にシュークリーム」を読んで。アラサー女子のエッセイから得た気づき - シンプルライフで楽に楽しく
今回は今年の2月に発売された「真夜中にシュークリーム」。私はガツガツした自己啓発書が好きなんですが、こちらの本は女性向けエッセイ。ちょっとピリッとしたエピソードあり、彼氏さんとの軽い話題もあり読みやすい本になっていました。私が心に残った部分を紹介します。
結果だけが欲しい私たち
はあちゅうさんは、大学時代にイベントやパーティで可愛い恰好をしている友人を見て「妖精みたい」と羨ましく思ったとのこと。しかし、実際に自分がパーティに行く立場になったら、結局はその時間を惜しんで仕事をしていたそうです。
私は、「妖精になった」っていう結果だけが欲しかった。
その舞台裏の「前々からパーティーのイメージと合わせたドレスを選んで、バッグと靴も合わせて、朝早く起きて美容院に行って、写真を撮るたびに口紅を塗りなおして」は私にとって「めんどくさいこと」だった。
私たちは結果だけを見て憧れたり羨んだりするけれど、裏の努力を全部想像できる人は少ない。
妖精のような全身コーディネイトをするには、それなりのお金と時間と労力がかかっている。本気で自分も美しくなりたければ、努力すればいい。でも、自分の生きる道はそこではないと思うなら、大切に思う事にエネルギーを注ごう。
何かを選ぶことは、何かを選ばないこと。選ばなかったことは、成果も得られないけれど、その代り時間やエネルギーを得ているのだから。
「絶景」は心のコンディション次第
「死ぬまでに一度は見たい」と呼ばれる場所にも何度も出会ったけれど、絶景が自分の中の何かを動かしてくれたことは無い。
感動具合というのは、景色のキレイ度ではなく、いつも自分の心のコンディションで決まった。だから、どんな場所でだって、心さえ整えれば一日一回絶景が見られる。
すごく納得しました。私でも、初めて訪れる景色の良い場所に行ったら、ワクワクして興奮します。とはいえ・・それって10分が限度かな(飽きやすいので特に。次に行く場所の事や、次の食事のことを考えてる 笑)。
毎日の中で、達成感のある仕事をやり遂げたような日こそ、鮮やかに思い出に残ります。そんな日に、帰り道に見たコスモスがキレイだったとか。
絶景と言える景色って、自分のストーリーとそこにあった美しい物との関連付けのような気がします。
生まれ持った自分を活かす・伸ばすこと
はあちゅうさんは、生後8ヶ月の時からすでに文字に興味を示し、その後も本を読み続けて、友達がいなくなっても、睡眠時間が無くなっても、本だけは手放せなかったとのこと。
こうやって振り返ってみると、生まれてから今まで、本にまみれた人生だった。変態的、というか本のせいで人生狂ったと言っていいほどの本好きっぷり。
一方、妹は、一歳になる前からテレビが好きで映画や音楽が始まるとぴたっと体を止めて釘付けになっていたらしい。
そんな話を母から聞いて、生まれて八ヶ月で人間って決まってるんだな、と感動した。
得意なことは生まれた時からあらかじめ決まっているなら、上手に伸ばす戦略が賢いと思う。
誰でも、熱中できることを持っているはず。大好きなことを人生の中心に持って来れば、幸せになれる。それができる世の中に徐々に変わってきていて、チャンスはある。
自分が人よりうまくできてしまうこと、ずっとやっていても飽きないこと。せっかくの才能を存分に生かせる仕事やポジションを探し、環境を変えていくことが一番の成功の秘訣と考えています。
まとめ
・結果だけを欲しがらない。裏の努力を想像しよう。
・絶景は心のコンディション次第。
・生まれた時からある程度人間は決まっている。だったらその道を歩こう。
最後に、本に関係ないですが、私がエッセイを読んで心に残る部分は、私が普段大切にしていることだけ。あとは読んだらすぐ記憶から消えて行きます(笑)。エッセイ本は、主に空気感や雰囲気を楽しむものかなって思いました。
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