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警察官が突然家にやってきた!どう対応すべき?対処法も調べてみた。

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ある日の午後、チャイムが鳴ったので玄関ドアを開けたら、女性警察官がいました(びっくり)。各家庭を回って、入居している人を確認しているとのこと。
言われるがままに、家族全員の氏名、生年月日、緊急連絡先を聞き取りされましたが、これって本当に警察?・・と後から疑問に思いました。詐欺の可能性もあります。今日は警察が来た場合と、その対処について書きます。

個人情報を聞き取り調査、本当に警察?

私の場合、警察官が日曜日の午後に来ました。「○○警察署の者です。今、一軒づつ住んでいる方の状況を確認して、何か犯罪等が起こった時の連絡に使用したり、地域で困っていることが無いか聞き取りしています」とのこと。

警察官が若い女性だったということもあり、完全に信用し、聞かれるままに個人情報を喋ってしまいました。緊急連絡先を聞かれたので、実家の母の氏名と電話番号も伝えました。
しかし、帰った後に本当に警察だったのがと不安になりました。警察に訪問されるのも、個人情報を聞かれたのも生まれて初めて。制服を着ていたのであっさり信用してしまいましたが、もし詐欺だとしたら、夫と年老いた母にも迷惑がかかると考えると確認せずにはいられませんでした。翌日、教えてくれた警察署に電話をしました。

「昨日、そちらの警察の方がみえて、聞き取りをしていったのですが警察ではそういった取り組みをしていますか?」

警察官「確かに、巡回連絡という戸別訪問を実施しています。何か不都合がありましたでしょうか・・?」
「いえ、家に来たのが初めてだったもので、本当に警察官かどうか不安になったんです」

警察官「ああ~~、申し訳ありません。本来なら2年に一度巡回するはずが、私たちも業務が忙しくて・・なかなか2年に一度は回れず、間が空いてしまったのです」

そんなやりとりをした後、実際に行った警察官の名前を調べて頂いて、「○○というものが、昨日、確かに伺いました。間違いありません」と確認できたので、ひと安心しました。

警察が戸別訪問をする「巡回連絡」という仕事

警察官が、各家庭を回って住民の氏名と生年月日、家族以外の緊急連絡先の氏名と電話番号を聞き取りしていきます。理由は、災害や事故など、いざというときに連絡を取ったり、老人だけの世帯にはオレオレ詐欺の注意を促したり、小さなお子さんがいる家庭にはお子さんに危険が無いように情報を提供するとのことでした。

情報提供については、私の場合、近所の公園でひったくりが3件あり、犯人が捕まっていない。いずれも23時以降の犯行だったので、夜の外出の際は気を付けるようにとアドバイスをもらいました。

また、「何かお困りの事はありませんか?」と聞いて頂けたので、普段気になっていることや困っていることがあれば相談できるのは良い機会と思いました。私は北海道札幌市に20年ほど住んでいますが、初めての経験でした。

疑問その1 以前の情報は活用しないの?

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私が疑問に思った点は、家族の名前と生年月日を伝えた際に、以前の情報があれば活用しないのかということ。

聞き取りの際、名前や生年月日を、1から聞いて台帳に書いていました。定期的に回っているなら、一人暮らしの多いアパートやマンションはともかく、一軒家や分譲マンションなど定住している方は家族構成があまり変わらないと考えます。一から聞く必要はないのでは?と思いました。

とはいえ、過去の情報があったとしても、現状住んでいる人に再度、あらためて確認するという方針なのでしょう。例えば、一人暮らしのお年寄りがいたとしたら、2年間の間に認知症や病気が悪化している場合も考えられます。体が不自由になっていたり、認知症で生年月日や連絡先がきちんと伝えられない場合は、警察側は、その家庭を要注意と認識が持てるメリットがあります。また、夫婦世帯に子供が生まれれば、アドバイスの内容も変わり、迷子になった時に連絡先を伝えておくことで役に立ちます

疑問その2 個人情報は、役所と連携されないの?

生年月日や家族構成は、市役所にきちんと届け出ているので、それを警察は把握していないのかとも思いました。

後から電話で聞いた話では、個人情報保護法ができてから、役所と警察の情報の連携は無くなったので、警察は個別に確認するしかないそうです。なんか、合理的じゃないなあと思いましたが。

本当に警察かどうか確かめる方法

「警察です」と言われて、制服を着ていたので私は簡単に信用してしまいました。しかし、冷静に考えると制服は偽造できます。たとえ、警察手帳を見せてもらっても、相手が詐欺のプロなら手帳だって偽造するでしょう。一般市民は警察手帳をまじまじと見る機会がありません。

じゃあどうしたらよいか、というとやはりその場で電話で確認するのが一番と思います。警察官の名前を確認し、管轄の警察署に電話して、○○さんという方はそちらに在籍しているか、と聞けば間違いないでしょう。

私は初めてなので、警察と聞いた時点でちょっとビビっていたので、素直に喋ってしまいました。しかし、それを悪用する人もいるかもしれません。住所、氏名、生年月日がわかれば、通販で自分の名前が使われて自由に買物ができる、と旦那さんに指摘されました。な、なるほど・・。
読者の皆さんがもしかして詐欺にあう可能性もあるので、参考になればと思います。

まとめ

・警察が2年に一度巡回する業務がある。氏名、生年月日、緊急連絡先を伝える。
・不安な時は、その場で電話して確認する
・情報を伝えておくことで、いざというときに守ってもらえるメリットがある 

皆さんはこういった巡回の経験がありますか?私はアラフォーですが生まれて初めてで戸惑ってしまいました。警察署によって頻度は違うのでしょうか・・経験者はコメントくれると嬉しいです! (下にスクロールするとコメント欄があります。またツイッターやフェイスブック、はてなブックマークのコメントでもお待ちしています)

追記:はてなブックマークのコメントより、巡回連絡が悪用された事例を教えていただきました。巡回連絡 - Wikipedia

※こちらの事例は警察官が個人情報を悪用した例なので、個人が身を守る方法は、「その場で警察に電話確認」しかないと思われます。警察そのものを信用できない場合は、情報開示を拒否するという方法しかないでしょう。

 

2019年12月31日追記

2年後に同じように警察官が来ました。前回訪問時に聞き取りしたため、台帳に記録あり、そこから変更はないかと確認されて終わりました。
特に個人情報も喋ってないのでリスク無し、今回は電話確認しませんでした。

 

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