先日 HSP 同士で話をしていたら緊張についてのお話になりました。その話から、緊張する場合としない場合について、整理できたのでシェアします。
「目的」があれば緊張しにくい
私がお会いしたHSPさんは、人前に出て指導することがある専門職の方。
その方は
「緊張する時はあるけれど、人に教えるのが好きで、教えている時は緊張しにくい」
と言っていました。逆に目的もなく雑談をする時が緊張するとのこと。
また別の例で、ヨガの先生が、
「人前に出るのは得意ではないけれど、ヨガのレッスンは平気」と言っていました。それはヨガを伝えるという明確な目的があるからだと思います。
明確な目的があると、意識がやりたいことに集中するんです。
「相手にわかりやすく教える」「相手の悩みを解決する」など、自分がするべきことがあると、自分の緊張は後回しに。
その場で求められる役割があれば、そちらに集中できると気づきました。
「慣れて得意なこと」「自分のテリトリー内」は緊張しにくい
慣れていることや得意なことをしている時、緊張しにくいです。先程の専門職の方は、長年やってきて経験があること、自信があることをしていれば緊張しないそう。
また、ヨガの先生も、何百回とレッスンをされているから、流れが体に染み付いて、生徒さんの反応も想像がつくので、不安は少ないでしょう。
また自分のテリトリーで、自分のペースで行えることは安心に繋がりますね。ヨガのレッスンは、使い慣れたスタジオで、完全に先生のペースで進められます。
逆に、もし出張レッスンででお客様の家でヨガを行うとしたら、雰囲気に飲まれたり、想定外のこともあるでしょう。
自分のテリトリー内で、なるべく不測のことが起こらない環境を準備できると良さそうです。
自分のスイッチを探す
HSPさんは、考えすぎて行動できないこともあると思います。
不安な時、緊張するとき、それでも行動するときのコツとして、自分の行動スイッチを見つけるとよいと思います。
私は、不安や緊張も強いほうですが、それより「好奇心」が勝ちます。多少緊張しても、やってみたい!知りたい!という前向きな思いで行動することができます。
余談ですが、私はオフ会を自分で企画します。毎回とても緊張します。それでもオフ会をするのは、人に会いたい!お話をしたい!という思いが強いんです。挙動不審でもやりたいのです(笑)
モチベーションは人によって違うので自分の答えを探してください。
例えば「人の役に立ちたい」とか「”推し”のためなら頑張れる」とか。「歌や演奏を聞いてほしい」という表現欲もあるかも。
自分が頑張れるスイッチを見つけると、不安や緊張を乗り越えて行動できると思うのです。
悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
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