「なぜかお金を引き寄せる女性39のルール」を読みました。
なぜかお金を引き寄せる女性39のルール | ||||
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ワタナベ薫さんは、「美人になる方法」という人気サイトを運営されている方で、コーチングや心理学を学ばれており、美やメンタルについて興味深い文章を書かれます。ワタナベさんのサイト→美人になる方法
お金についてぼんやり思っていたことを、言葉にして表してくれている良い本でした。自分が気になった点を紹介します。
お金は自分だけでなく、他人も幸せにできる
この本では、お金を引き寄せるためのテクニック的なことも紹介していきますが、その根本に流れる考えは、「お金を愛すること」です。つまり、そのお金で得られる幸福や周りに与えられる幸せ、豊かさを心から望んでいる、ということなのです。
あなたがお金を愛さずしてお金に愛されることはありません。
日本人は、清く正しく貧しさを尊ぶ「清貧」の思想があります。
時代劇でよく見られるシーン「越後屋、お前も悪よのう・・」と言う例があるように、金持ちは裏で悪いことをしていて、金を稼ぐことは汚く、お金を持ちすぎると不幸になるとさえ思われています。
しかし、本当は違うのです!
普段の生活は質素でも、時折食べる豪華な食事は本当にありがたくて、幸せな気分になり、おなかが満たされるだけでなく、心までみたされる感があります。
そしてそれは、「お母さんにもたべさせてあげたいな」とか、「〇〇ちゃんにも食べさせてあげたいなとか、お子さんがいらっしゃる方がら、「子供たちにも・・・」と思うことに繋がってくるのではないでしょうか?
つまり、お金がいりません、というのは、視点を変えれば、自分さえ満たされていればいいんだ、というふうにもとれるわけです。「お金がなくても幸せ」という考えは、自分以外の誰かを満たしてあげたいとか、誰かにもっともっと何かをしてあげたい、という気持ちにすらならない可能性があるわけです。
これを読んで、はっとしました。
「収入が少なくても、プチプラの服と納豆ご飯で幸せ♪」とか「自給自足で山の中で一人で暮らしたい」と思うのは、結局は自分だけ良ければいいという貧しい発想なんだなって気づきました。自分だけが、健康で幸せで・・それ以上に広げる気がないのは、人として、私はちょっと物足りないです。
何を目指すかは人それぞれですが、私は、人に何かを与えるほうでありたい。
お金がなくても性格が良く志が高ければ、みんなに好かれますが、お金がないとその分時間がかかったり、自分の労力を多大につかって物事を進めなければなりません。世の中に大きく役立とうと思えば資金も必要ですし、できる範囲も広がるというもの。マザーテレサだって、頭を使ってお金を上手に廻していたのですから。
だから、周りの人をもっと喜ばせて、沢山の人を幸せにするには、お金があったほうがいいんです。それを理解すると、自分のところにたくさんお金がやってくることに、意味のない怖さや罪悪感を覚えなくて良いと思いました。
お金は貯めるものではなく、廻っているもの
必要としていたときに必要な分の金額が入ってくることは、特別な人の経験ではありません。当たり前のことなのです。
お金を持っていないとかではなくて、どれだけ多く、自分の目の前を過ぎ去っていくのか?ということがポイントとなります。せっかく、沢山の福沢諭吉さんが自分の目の前を過ぎ去ろうとしているのに、自分のところでその流れを止めてしまう行為は、お金の流れを止めることになるので、福沢さんたちの流れが悪くなる、つまり他のところへ流れて行ってしまう、ということです。
お金は貯める量を増やすことに注目するよりも、流れる量を増やすことに注目したほうが、結果的に増えます。
もちろん貯金は必要だと思います。人生には備えが必要ですし余裕や自由を生むからです。しかし、貯金ばかり着目せず、結局はどう使うかという面を考えるといいんだ、ということがわかりました。
お金は流れているもので、溜めるものではないからです。流れをよくすることに着目すれば、お金に困らないことになります。そのためには使い道を正しくすればいいのです。
私の実例。先に人にお金を流すことで、自分にも流れてくる
私の例ですが、人にお金を流すことを意識し始めると自分にも流れるようになりました。
私は、数年前から勉強会を主催しています。以前は勉強会の参加費は数百円しか徴収できませんでした。それは、勉強会で儲けていると思われるのが嫌だったから。ボランティアで一生懸命やってくれる「いい人のメグさん」でいたかったんです。
しかし、講師の人に失礼のない講師料を渡そうと思ったら、きちんとお金を徴収する必要が出てきました。じゅうぶんに準備をし講義をしてもらうからには対価が必要です。講師に謝礼を払うことで、大げさですが北海道に雇用を生み出している・・そう考えると罪悪感が減り、当たり前にお金を頂けるようになりました。頂いたお金は、講師に講師料を支払い、自分の仕事分は経費としていただきます。
しかしこれが、頂いたお金を全部自分が使ってしまうなら「こんなにもらっていいかなあ」「強欲だと思われないか、嫌われないかなあ・・」と思います。尊敬する講師に支払おうと思うから、自分がお金を手にすることを許せたのです。
そして、そのほうがお客様にも喜んでもらえると気づきました。動かすお金の量を増やすと、喜びの量も大きくなるのです。
天職を探すには「好きなことを徹底的に継続する」
天職の基盤を見つける方法は、好きなことをする!好きなことを徹底的に継続する!ということです。
好きなことは続けていても苦痛ではありません。すぐに成果がでなくても、楽しいので継続が容易です。そして、いつのまにか好きなことが仕事になると、一生仕事をしている、という感覚さえなくなるのです。それは趣味でやっているかのように楽しいものだからです。
好きを仕事にする、というのはよく言われることです。自分がついやってしまうほど好きなことを徹底的に継続すれば、それは天職になるはずです。
「好きなことを徹底的に継続すれば」です。ここがポイントだと思いました。私たちの周りには誘惑はたくさんあり、やることも多すぎます。飽きてしまって次のものに興味が移ることもあるでしょう。
しかし、「継続は力なり」は本当です。継続することが苦にならないことの中から一つ選んで数年単位で継続すれば、高確率で好きなことはお仕事に繋がります。インターネットの時代なので、自分の提供するものを良いと言ってくれる人は、世界中のどこかにいるからです。
好きなことを続けましょう。そしてインターネットで発信するか、広げるのが得意な人にお願いして拡散してもらいましょう。それが結果的に楽に生きることにつながると思っています。
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