豊かさって何？豊かさ＝何かに依存しなくても幸せを感じられる心だと思った話。

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先日、部屋の窓から満月を眺めた。PCやスマホから離れ、ゆったりと。
以前の私ならそんな時間はもったいないと、PCに向かっていたと思う。
そのとき、月を見て、とても満ち足りた気分になれた。
子供の時以来、ゆっくり月を見ることはなかったかもしれない。

豊かさの基準は、自分の心の状態

「豊かさ」ってなんだろう。
物が沢山あること。時間が沢山あること。
信頼できる仲間がいること。仲の良い家族がいること。
いろいろ思いつくけれど
私がその時　思ったのは、満月を見るような時間は本当に豊かだなって。

時間が無限にあれば豊か？
ちょっと違う。
心配事が沢山あって、時間が豊富にあっても幸せではない。

ネットを見るのも、本を読むのも楽しい。
美味しいお酒やスイーツを味わうのも至福の時間。

でも、心の奥底で願っていたのは、なんでもない景色をゆっくり眺めるリラックスした時間だったのかもしれない。
シチュエーションとか物とかではなくて、心の中が安定していること。
そして、誰かとではなく、自分ひとりでも楽しめること。
「心のゆとり」が無いと、モノがあってもお金があっても友達や家族がいても
どこか落ち着かないのではないか。

私が本当に欲しかったのは、心のゆとり

私は暮らしの中でこんなゆとりが欲しかった。
心から、贅沢な時間だなって思えた。
1円もお金を使わず贅沢ができた。

海外旅行やディズニーランドに行かなくても、自然や季節のイベントを楽しむ「心のゆとり」があれば、じゅうぶん幸せなのではないかなあ。
身近な幸せを見つける力、楽しむゆとりがあれば
日々が忙しくても、辛い事があっても、ホッと一息つける。

友人と会うのも楽しい。でも一人も楽しい。
お金を使う楽しみもあるけど0円でも楽しめる。
何かに依存しない幸せもいいものだな、と。

がむしゃらにつかみ取る幸せもあるけれど
バランスよく、身の回りの小さな幸せにも気づけるように。
その結果、生きるのがラクになりそう。