何を食べたら健康になれるんでしょう?悩みますよね。私も10代から迷走していました。
私の話をすると、小さい頃から肥満児で、高校生のときに74キロまで太り、ウエストも100センチ越え、身体測定で測定係の人に驚かれたのを覚えています。
その後、食事法を本格的に勉強したくなり、栄養士になりました。
自分自身もずーっと色々な食事法を試し、栄養士として食事指導もしていました。何を食べればいいのか?というのは、ずっと大きなテーマでした。 アラフォーになった自分が、自分の身体で試したり、学んだことをまとめてみます。
マクロビオティック(玄米菜食)で”不健康”になった人の話
こちらの記事は、9年間マクロビオティックの食事を取り続けた方の体験談です。白砂糖をとらないのに虫歯が頻繁にできたり、低血糖を起こし、アレルギーや体臭の悪化など体の不調に悩まされる日々だったようです。
1~12までの長い記事ですので、興味ある方はご覧ください。
⑤で断糖肉食にしたら、低血糖感が消え、アレルギーも治り、心が穏やかになったそう。⑥で、栄養失調だったことに気付きます。後半では、菜食=糖質過多であると説いています
世界中で多くの人が実践する食事法でも、自分が健康になるとは限らないのです。また短期間は大丈夫でも、長期になるとバランスが崩れることもあるでしょう。
「小食」「一日一食」で健康説
こちらのお二人は健康になるには小食を勧めている方々(他にも沢山いますが)。一日一食にして、内蔵を休めて、その時間が内臓や体を修復してくれて健康や若返り効果があるとのこと。
私も、自分が病気をして食事を減らして改善した体験から、小食は正しいと思っています。
やりたいことをやって生きる
最後はこれ。ちきりんさんの「健康寿命を延ばす本当の要因」という2015年の記事。ご長寿で元気な方は、健康食なんてあまり気にしてないのですよ!
引用すると
こういう 70代でも 80代でもまだまだ超元気! みたいな人って、
・野菜中心のバランスの良い食事を
・よく噛んで、長い時間かけて食べ、
・毎日 10000歩は歩くなど、適度に運動し、
・酒もタバコもやらず
・規則正しい生活リズムで、
・ストレスの少ない生活を、
おくってきました。
って感じに見えます??
〜中略〜
寧ろ彼らの共通点を挙げてみれば、
・大組織や、誰かの下で何十年も働く、という働き方をしていない
・通勤電車に毎日乗ったりもしてない
・好きなことを仕事にしてる
・周りと自分が違っても、全く気にせず、
・常に何かに向けて、お目々キラキラ、心ワクワク状態
・空気なんか全く読まず、言いたいことを遠慮無く口に出し、
・常に動き回ってるし、
・常に考えてる(思考停止になってない)
・結果として、いくつになっても「守り」に入らず(←老化の源)、好奇心を忘れず、「攻め」の姿勢で暮らしてる
って感じじゃない?
いや、本当にその通りです。医学的に正しいとされてるルールを守らなくても、高齢でもイキイキ仕事をされてます! 脳が発達した私たちは、動物とは違ってメンタルの効用がものすごく大きいはず。
好きなことをして、常にわくわくし動き回り、常に考えていて言いたいことを我慢せずに言って、通勤電車に揺られない。そんな人が、健康に長生きしているのです。
私が思う4つのポイント
1 すべての人に共通する「○○を食べれば健康」という決まったものは無い
たとえば日本人とアフリカ人では気候も体型も内臓の大きさも違うので、ベストな食事は違う。男性と女性でも、体が違えば必要な栄養も違う。
最初に説明したようなマクロビオティックのような健康法も、一時的には良くても長期的に見れば健康を害する場合もある(もちろん健康になった方も多いでしょうけど)。
2 少食は、内臓を休めるので健康効果あり
今まで一日3食を食べていた人が2食にした場合、そのぶん、胃腸は休めます。内臓も筋肉でできているため、そのぶん体はラクになる。
3 身体が欲する物を食べる
風邪をひいたときに、オレンジジュースや果物が欲しくなることがあります。それは、体の状態によって、今、必要な栄養素を体が欲しがっているのです。CMを見たとか、頭で考えた欲求ではなく体の声を聴き、体が欲している物を食べるのは、身体が求めている栄養を足す事ができる自然な方法で、とても合理的だと思います。
4 体調が良い時に食べていたものを食べる
体調が良い時に食べていた食事を、また食べれば体調が良くなる可能性が高いです。例えば、お母さんが作ってくれた野菜たっぷりの夕食を食べていた、とか。
食べたものを記録し、体調が良くなった日や、悪くなった日の前日に何を食べたかを反省するといいですね。
アレルギー検査をしなくても、相性の良い食べ物、悪い食べ物が見えてくるでしょう。相性のよい食べ物を食べるようにすれば、自分オリジナルの健康食ができます。
まとめ
・一日3食の方は2食以下に減らす、または全体の食事量を減らす
・一つの健康法にとらわれない
・常にワクワク行動し、好きなことをし続ける
・食べたものを詳細にメモして、自分オリジナルの健康食を見つける
悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
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