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イケダハヤト氏「武器としての書く技術」より、基本的な文章ルールを紹介します。

ブログの文章術がよく分かる良書!

イケダハヤトさんの「武器としての書く技術」を読みました。私は文章を書くのが好きなので、過去に何冊か一般的な文章術の本を読んだこともあります。しかし、大体は正直面白くなくって一度読んで中身を忘れてしまいました。

しかしこの本はその道のプロが書いただけあって読みやすく、そしてウェブ上の文章術に特化した文章ノウハウが満載でした!とても役立つ本なので、今日はその中でも心に残った部分を紹介します。

わかりやすく面白い文章がたった3分で

長々と文が続き、何が言いたいかわからない文章ってありますよね。端的な文章の作り方として、以下の方法をお勧めしています。文章作りは料理レシピに似ている、とのことでこんなレシピに例えて解説していました。

 

わかりやすく面白い文章が3分でできる黄金レシピ

① その文書で何を伝えたいか(料理名を決める)

② まず書きたいことを 箇条書きにしてみる(材料を集めてくる)  

③ どういう流れがベストか考える(手順を考えながら調理)

④ 具体例などを入れながら肉づけしていく(味付け) 

⑤ 伝わる文章に味つけしていく(スパイス)

まず、①は料理名=タイトルです。文章で一番伝えたいことをタイトルにしましょう。
次に、文中に②書きたいことを箇条書きにします。③では、箇条書きにしたパーツの順番を考えます。文章の骨組みができあがります。ここまで作ればもうあとは自由に話を肉付けし、語尾を整えたりして終了です。


記事を書き始める前に、3分で①②③の骨組みの部分を作っておくと、あとはスムーズに書くことができるのです。
結論が出ない内に文章を書き始めると、ものすごく時間がかかることもありますよね。そんな時に、この方法はいかがでしょうか?

①の文章で一番伝えたいことが最初に考えることで、多少ぶれてもゴールに向かっていくでしょう。

 

ワンテキスト・ワンテーマの法則

また、「ダメな文章とは読まれない文章」だと言いきっています。多少日本語がおかしくても読まれていればそれは良い文章とのこと。

本文より 

長い文章というのはそれなりに読ませていく技が必要 です。これは初心者には難しいことです。 まずは、なるべく短い文章で、ひとつのテーマを語れるようにしましょう。 短い方が単純に読まれる確率は高くなります。

「この文章、長いな。読むのやめよう」と思われたら終わりです。とにかく短く、簡潔に、を心がけましょう。

長い文章は難易度が高く、読者に嫌われます。なので、短く簡潔に。そして「なるべく短い文章で、ひとつのテーマを語れる」というのもポイントですね。ブログの1つの記事の中に2つのテーマを盛り込んでまとめるのは至難の業ですから。言いたいことは1つだけに抑えて「ワンテキスト・ワンテーマ」を意識しましょう。

 

最後に 

イケダ氏は、ネット上の読者をこう例えます。

読者は飽きっぽく、気まぐれで、手厳しく、忙しい

胸に刺さる言葉です。自分も忙しい中で情報収集していますから、わかります。そんな中で自分のブログを読ませるためには、美しい文章を書ける力より、まず目立つことや、飽きさせずに読ませる技術が何より必要なのです。 

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