映画「アイアムアヒーロー」を見てきました。海外で受賞歴あり、今まで見た映画の中で指折り数えるくらいの完成度の高い作品でした!あまりに良かったので、私のターニングポイントになる作品かもしれません。
映画「アイアムアヒーロー」を見たら、予想以上に良かった。良い映画って、途中で飽きさせず、映像も良く、監督のメッセージが伝わり、見た後に良い気分になれる。私、映画(動画も含む)が得意じゃないと思っていたけれど、実は良い映画に出逢ってなかっただけなのかもしれない。
— 本多めぐ (@megukatuma) 2016年6月9日
私はマンガが好きなので、この映画の原作マンガを読んでいました。私にとってマンガは気分転換。一冊30分あればどこでも読めて、自分のペースで楽しめるのもいい。
しかし映画は2時間拘束です。気分転換に2時間は長すぎる。気軽に楽しめるものではありませんでした。
映画は芸術
例えば、漫画はいつでもどこでも楽しめる気軽なエンタメ。映画は、時間、場所移動の手間、さらに最低1100円は必要なリッチなエンタメ。1100円と+2時間、と言うリソースを突っ込むなら、それに見合った成果が欲しいもの。その成果はあるのか疑問・・納得できてない。
— 本多めぐ (@megukatuma) 2016年6月9日
一流の絵や彫刻を見るのも、やっぱりお金と手間がかかる。美術館に行けば、チケット1200円+音声ガイド500円の1700円くらい。映画に比べて芸術鑑賞の方が高いので、映画=芸術、と考えたらまだ納得できるかも。
— 本多めぐ (@megukatuma) 2016年6月9日
映画に必要な咀嚼力
映画を楽しむには咀嚼する力が必要と思った。監督のメッセージを感じる力や、間の取り方、伏線の張り方、人を驚かせる表現などなど、学ぶことはあるはず。でも、映画を見慣れていないと、120分の中で盛り込まれたものが、脳内をなんとなく素通りしていく。
— 本多めぐ (@megukatuma) 2016年6月9日
映画をぼーっと見るだけだとただの娯楽の時間。しかし、そこから学びとる意識があり、映画内容を理解し自分の中で咀嚼する力があれば、娯楽ではなく「学びの時間」になるのです。
一流に触れるということ
淀川長治さんの言葉で「映画だけでなく、歌舞伎、文楽、オペラ、絵画など一流のものも観なさいと説く。これらの中から心の血、美の栄養分を吸収することが感覚を磨くコツ」というのがあった。私が映画が苦手なのは、たぶん1流に触れる回数が少なすぎた、ということなんだと思う。
— 本多めぐ (@megukatuma) 2016年6月9日
「一流」と言われるものは、感動を与えるレベルででき上がっている。私は映画を見る回数が少なく、良い作品に出逢ってなかったのかもしれないと気づく。
映画を楽しみながら、人生に活かしたい
私はせっかちで、結果をすぐ求めすぎるのはある。でも、芸術を楽しむには心(経済的・時間的にも)のゆとりが必要だと思う。映画には100年以上も人々に愛されてきたのは理由がある。人の心を動かすヒントが色々あるはず。
— 本多めぐ (@megukatuma) 2016年6月9日
ミステリー本をよく読む人は、伏線を見抜いて、最後まで読まずに途中で犯人が分かってしまうと聞く。映画も同じように、慣れたらコツを掴めるのかも。映画を娯楽として楽しむ以上に、もっとぐいぐいと、人生に活かせるようにしたいな。
— 本多めぐ (@megukatuma) 2016年6月9日
映画から学べる事は沢山ある。しかし、私のように映画を見慣れていないと見方がわからない。どうやって脳の中に入れて咀嚼するのかというポイントがあると思うのですが・・あとは慣れるしかないと思うので、映画慣れして、情報を取り入れるコツを掴みたい。
読書の時間も、映画を見る時間も、気づきや学びがあってほしい。私は本当に無駄が嫌い。自分の人生の時間を有効に使っていきたいのです。
こちら原作マンガです。原作は壮大な方向に向かっています・・カオス。