雑誌やTVでキレイに片付いた部屋が紹介されています。「こんな片付けできないわ・・」と諦めている方、いませんか?
私は、全ての人がここまで丁寧に片付けなくても良いと考えています。そもそも、家族が多いと片付けを維持するのは大変な労力がかかり、片付いていなくても、住んでいる人が暮らしやすいなら良いからです。今日は、片付けを頑張らない、ハードルを下げる考え方を紹介します。
物置部屋があってもいい
私の主婦の友人と話していると、意外な事がわかりました。子共が小さいときは片付けが追いつかず、一部屋が物置部屋になっているという方が何人もいたのです。友人や両親など来客があるから、見える所だけ片付けているけれど、実は一部屋に押し込んでいる、という話でした。
また、物置部屋はなくても、見られる部屋をスッキリでも、収納スペースの中は物はカオスになっている・・とか、大きな物は実家に置いているという方も。
シンプルライフのブログを見ていると、お片づけされた家ばかり見せられて、片付けられない自分に罪悪感を抱くかもしれませんが、実際はこういった方が多いのでは?
特に、お子さんが小さいと物が増え続けます。幼稚園や学校で作った物や、習い事の道具、大きなおもちゃ・・自分の意思でどうにかできる以上に、家に物が入ってくる機会が増えてしまうんですよね。
割り切って「子供が大きくなるまでは、一部屋を物置にする」と決めてしまうのはどうでしょうか。
お客様を家に招かない。人と会うときは外で会う
精神科医の奥田弘美さんの著書に、片付けを楽にする考え方がありました。それは、「お客様を家に入れず、人と会うときは外で会うと決める」です。なかなか思い切った意見ですね^^近所のカフェやファミレスなどで打ち合わせをしたり友人と会うとのこと。最近はカフェが沢山ありますし、子連れで気軽に連れでも入れるお店も増えました。食器などの後片付けがないのは、家事の時短にもなりますね。
著者は精神科医として多忙で、かつ家事と子育てもこなしています。仕事用の資料を含め、物を沢山持ちたいタイプだそう。なので、人に見せられる家づくりを諦め、そもそもお客様を家に入れないことに。すると、家族が不自由なく暮らせる程度のお片づけでいいので楽になったとのこと。
「人に見られて恥ずかしくない部屋」を目指すと大変ですが「安全・清潔が維持できて、探し物がない状態の部屋」までハードルを下げる。目標を下げたら罪悪感も持たず、精神衛生上も良いとのことでした。必要以上に頑張らなくて良いというメッセージは心を軽くします。さすが精神科医!
最低ラインは「健康に暮らせて命の危険がない程度」
雑誌のような片付いた部屋はみんなが目指すには無理があると思います。私はミニマリストですが、子供がいたり、実家暮らしで自分の自由に捨てられない物が多ければ、今のようにスッキリできないと思います。
また、体調が悪かった時、ハードな仕事をしていた時は片付けする余裕はありませんでした。人生の中でどうしてもできない時期もあるのです。
なので、今がいっぱいいっぱいの人にお伝えしたいのは「最低ラインの片付けでいいよ〜」ということです。
上の奥田弘美先生の意見とかぶりますが、私が思う最低ラインは、「命の危険がない」というレベルです。
・地震対策〜割物や重いものは低い場所に移す。できれば使わない物は処分。
・災害対策〜寝室→居間→玄関はスムーズに逃げられる程度に片付ける。床置きは最低限に。
・健康維持〜キッチン周りと冷蔵庫は週一回片付ける。食中毒、腐った物を処分するなど週に一度は見直しを。
最低ラインがキープできれば、あとはOK!と開き直るのも良いと思います。
まとめ
・物置部屋があってもいい
・お客さまを家に招かない、外で会うと決めるとハードルが下がる
・最低ライン「健康に暮らせて命の危険がない程度」まででOK!
人生、色々あります。できないときは無理をせず、自分のできる範囲だけやりましょう。いつか、片付けができる環境になったらゆっくり取り組めば良いのでは。皆さんが少しでも気楽になれば幸いです。
お片づけの記事をNOTEにまとめました
ミニマリストで理系女子3名が集まって、子育て中の片付けについてトークしました。こちらも併せてご覧下さい。具体的な解決策も書かせていただきました。
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