自分へのお土産は、ポストカード
美術館が好きです。美しい物を所有したい欲はありませんが、見に行くのは楽しいことの一つです。
もともと美術系の専門学校を卒業しているので、若いころから絵画は好き。私の住む北海道札幌市は、年中美術展が開かれいるため、年に数回ですが見に行きます。また、旅行に行った時はその土地の美術館に行くこともあります。
美術展に出かけたら、帰り際にお土産を買いたくなりますが、そんな時は大抵ポストカード。値段が安く、家に飾るにも場所をとらず、友人へのプレゼントにもなります。気軽さがちょうどいいのです。
飾り物はほんの少しだけ
私は物を持たない暮らしを心がけており、装飾品の類はほとんど持ちません。以前、リビングの一角を公開しましたが、棚があっても物は2つだけ。結婚式の写真と、新婚旅行で買ったペアのぬいぐるみです。
上記の記事にあるように、飾り物は極力おかない派ですが、洗面所の脇にちょっとした飾りスペースがあるため、そこに小物とポストカードを飾っています。
時計、小さな置物、そしてポストカード(フォトフレームなどで飾らず、ポンと置いただけなのがズボラーです)。横のパンダとアルパカの置物は雑貨屋さんで購入しました。とぼけた表情が好きです。
ポストカードは、札幌市資料館に行った時に買いました。おおば比呂司さんという北海道の漫画家・画家さんの作品です。
▶札幌市資料館おおば比呂司記念室
ちいさな変化を楽しむ
新婚の時は、家の中にお花を飾っていました(そんな時もあったなあ・・)。また、旅行先で置物を購入することも。しかし、今はシンプルであることを第一優先にしています。
家の中で変化があるのは、このポストカードだけ。毎月、カレンダーをめくると同時に新しいポストカードに替えています。ミニマムに美術を楽しみ、暮らしの中に変化をとりいれています。
自由時間を最大化したい
家の中にお花があるとお世話をしなければいけませんし、置物があれば、それを一旦よけて掃除する手間がかかります。
私は自分の自由時間を最大化したいのです。何かの世話をする時間は減らしたい。動物を飼うなんてもってのほか。植物だって多少の手間がかかります。家の中に、私の時間を奪うものは何一ついらないのです。
そんな思いに答えてくれるのが、旅行先や美術館で買う一枚のポストカード。手間いらず、ほとんど場所もとらず、使い終わったら絵ハガキとして使えますし、捨てるのも楽ちん。
物を増やさない工夫の一つとして参考になれば幸いです。