今日の記事は、私的な話です。ミニマリストの話題ではありませんので興味ない方はスルーして下さいね。
先月の末に、父が亡くなりました。父と母は二人暮らし。
実家が遠くて、わたしは頻繁に帰れないため、週に一度は母に電話をかけていました。
電話で母が話す内容は
お坊さんが来るので、おりく膳(亡くなった方に上げるご飯一式)作ったとか
49日が終わるまで、あまり遊びにいけないから暇だとか
友達が遊びにきてくれて、大笑いして帰っていったとか
何気ない話。
そんな他愛の無い話でも、変わりなく暮らしていることがわかり、私も安心できました。
数日前に、いつものように電話しました。
「変わりない?」と私が聞くと
「ててが死んだ」
と、母が言いました。
父母の家では猫を飼っていました。「てて」という名前のオス猫で、亡くなった父といつも一緒にいました。
私は、うまく返事ができず・・
母は
「あのね、実はけっこう前から弱っていてさ。父が先か、ててが先か、って言う感じだったんだ。」
「弱った姿が辛そうだったから、見ているこっちも辛くて・・だから、逝って良かったよ」
「これで、本当に一人になっちゃった」と、すこし寂しそうに言いました。
私の実家は、もともと7人暮らしだったので広い家です。祖母が亡くなり、子供たちが巣立って、最後に母一人になってしまいました。
あの広い家に、母一人だと想像すると、寂しいだろうと思います。
てては、父になついていたので、亡くなって、あっちの世界で再会できているとしたら、父は喜んで迎えていることでしょう。
でも、こちら側に残された母は、寂しい。
でも、寂しいのは今だけで、私たちは全員、いつかは死んであちらの世界に行く。そして、また会える日が来る。そう考えると、少し気が楽になりました。
電話を切る前に
「こっちは大丈夫だ、孫が来るから。アンタは心配すんな。」と、病気の私を気遣う母がいました。
私、もう40過ぎましたが、いつまでも母にとっては私は子供。
親の愛情、ありがたいです。
母にまた、電話をしようと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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このブログを書いているメグの自己紹介です(8・15更新)
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