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【病気とミニマリスト】ミニマム生活で病気になった時に困った事、得した事。

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ミニマリストは少ない物で暮らしています。健康な時はそれが快適でも、病気になった時、その暮らしを維持できるか考えたことはありますか?

私は昨年より体調を崩し、現在も治療中です。20代のミニマリストなら健康の不安も少ないでしょうが、年齢を重ねた後にどんな弊害があるか、想像したことはあるでしょうか?今日は自分の経験から、病気になった時にミニマリストで良かった点、困った点を書こうと思います。

ミニマリストで良かった点1 家事の負担が少ない

私の場合は耳の病気で、炊事や掃除などの家事が難しくなりました。普段から、モノを減らすことで家事(特に掃除)の手間を最小限に減らしてあったため、病気になって掃除の回数を減らしても、あまり弊害はありませんでした。

物が多いとホコリも積もりますし、掃除機掛け、物のお手入れも大変ですが、家の中に「平面」が多いと劇的に掃除しやすいです。たとえば棚の上に飾り物を置いていたらそれをよけて拭いたり、その物のホコリ取りも必要ですが、棚の上が平面ならモップでサっとひと払いすればOKです。

ミニマリストで良かった点2 探し物はない

物が少ないため、探し物はほとんどゼロです。保険証、診察券、体温計、前回の健康診断の結果など、いつでも必要な物はサッと取り出せる状態でした。

今回は入院はありませんでしたが、たとえ緊急入院になったとしても30分あれば準備できる自信があります。また、自分がいなくても、家族に指示をすれば指定された場所から物をだすことは難しくありません。そもそも、物が少ないので、特に工夫はないですが探しやすい状態なのです。

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ミニマリストで良かった点3 節約習慣で治療費を捻出できた

治療費が家計を圧迫しましたが、節約習慣が身についているため、やりくりすることができています。保険の利かない鍼治療をしているため、毎月かなりの出費があります。節約習慣のお蔭で工面できています(本来なら貯金をしておけば一番良いでしょう)。

ミニマリストで良かった点4 決断が早い

普段から、物事を捨てる捨てないの決断をしているので、決断は早いと思います。

どこの病院に行くか、治療院に行くか。どの治療法を選ぶか、情報収集して考える。セカンドオピニオンをお願いするべきか。色んな決断を、家族に相談しながらも決めていきました。

ミニマリストで困った点1 家の中に癒しが少ない

病気になり、しばらくの間は外出が難しく、家で過ごす時間が増えました。その時に家の中が無機質で寂しく感じました。心を癒すものが少ないのです。その後、部屋に切り花や写真を飾ったり、観葉植物を置いたり、ポストカードや季節の置物を置くようになりました。
家から出られないということは、家の中が世界の全て。元気な時は、外に出て季節を感じたり、季節ごとのイベントを見て楽しむことができましたが、家から出られないと季節感、季節ごとのイベントを外から補給できないのです(テレビを見ればある程度、補えるかもしれませんね)。

季節感じる物や、心がワクワクする物、癒されるものがないと、刺激がありません。そして病気の時は誰もがマイナス思考になりがちだと思います。気持ちを上げて、癒してくれる物、気晴らしになるものが必要と感じました。

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ミニマリストで困った点2 思い出の物が少ない

気持ちがマイナスに傾いた時、ふと昔お世話になった人のことを思い出したり、思い出に触れたくなりました。でも、アルバムや年賀状なども処分してしまい無かったのです。健康な時は、思い出は頭の中にあればいいと思っていましたが、心が弱っているとき、思い出のアイテムを見て元気をチャージしたくなりました。でも、保管していなかったので、その時は残念に思いました。

ミニマリストで困った点3 手放したものが必要になった

ミニマリストになって、「今」使っていない物は、基本的に処分しています。なので、環境が変わったら足りない物が出てきました。実際買い直したものはほとんどありませんが、再度使いたいと思うものが少々ありました。

例えば私の場合「花瓶」です。結婚当初は持っていましたが、いつしか花を飾る習慣もなくなって捨ててしまいました。でも、今回、家で過ごす時間が増えて癒しが欲しくて、再度花を飾るようになり、買い直しました。

でもこれは小さな暮らしをするのには避けて通れない部分だと思います。いつか使うかもしれないと取っておいても、使わない場合の方がずっと多いものです。だから、多少の買い直しや不便さは仕方ないと思っています。

ミニマリストと病気についてのまとめ

・良い点~家事の負担が少なく楽ができる。探し物もなし。何でもスピーディに決められる。節約の習慣が役立つ
・悪い点~家の中が無機質で癒しを感じる物が少ない。健康な時は必要ないと思っていても、病気になると一度手放したものが再度必要になることも

まとめると、ミニマリストは環境変化に弱いです。その時々で必要な物しか持たないためです。しかし、ミニマムにしているぶん、荷物も頭の中もスッキリと身軽です。その都度、柔軟に対応できるのであまり損していないと思います。
ということは、環境変化に合わせるのは得意。一度手放して、必要になって再度買い直したものがあったとしても、それ以上に柔軟な思考と、行動力はあると思います。

さいごに

ミニマリストとは関係なく、いざというときに必要な物は何かを考えました。
病気には医療保険、地震には地震保険があれば安心とは思いますが、人生にはそれに当てはまらない非常事態もあります。
何にでも共通するものは「ある程度の貯金」です。保険と違って限定せずに使えます。また、「助けてくれる人のつながり」は今後もっと必要になると感じています。最後に自分のメンタル面で「前向きに環境を切り開く心」があれば、どんな環境になっても頑張れそうです。誰かのヒントになれば嬉しいです。

お勧めの本

気持ちが落ち込んだ時に、勇気をくれた本はこちらです。

タイトルはショッキングですが、病気やギリギリの状態になった時に、どういうことを考えたら良いのかヒントになる本でした。体調がすぐれない方、悩んでいる方に読んで頂きたい本です。

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