自分軸を築く
ミニマリストのハービーさんが、すごく良い記事を書かれていました。
以下引用です。
「自分にとってこれが必要かどうか」「自分はどう生きていきたいのか」という方へシフトしていって、どんどん自分軸になっていく。軸が自分の中に出来上がっていくから、他人に振り回されなくなる。すると、他人の考えや主張に対しての器が大きくなるというか、良い意味で客観視できるようになる。
で、最終的にどうなりたいかというと、
『人を批判しなくなる』
というところに行き着くと思っています
僕の考えるミニマリストと『ぼくモノ』の感想 - ハービーのミニマライズ探訪
とても共感しました。
ミニマリストは、物を処分していく過程で、自分の心に、何度も問いかけます。これは必要なのか、将来どうしていきたいのか・・いつも自分が主役です。
その結果、世間に惑わされずに自分にとっての必要な物が残り、自分の価値観が見えてくる。自分が大切にしていきたいのは、「おしゃれ」なのか、「友達」なのか、はたまた「仕事」なのか。残った物は、自分の人生で必要なテーマに沿った、人生を戦う武器と「そうび」なのです。
未来がクリアになり、他人を気にするより自分の気持ちを尊重します。同じように、人の気持ちも尊重します。
そうやって、人を批判しなくなるんだろうと思いました。人を批判する暇があれば、自分の本当にやりたいことに時間を割いたほうが健康的です。
周りの目を気にする文化
日本人は周りの目をとても気にします。これはもう昔からの文化なので仕方がありませんが、時代は変わり、日本人の習性が生きることにとってマイナスに働くようになっていると思います。
目立つと嫌われる、叩かれるから、とりあえず皆と同じが安心。同じものを持ち、友達に受け入れられる彼氏を作って、親に褒められる会社に入る・・みたいな空気がある。
でも、みんなが少し我慢している社会が日本なんだと思います。周囲への配慮(良い意味でも、悪い意味でも)を欠かさない。自分が突出しない、変な人だと思われないような行動を選び自分を制御する。
子供のころからの刷り込みなので、我慢している自覚が無くても、人の目をした判断を当たり前に下してしまう。自分が我慢しているので、我慢してない人が許せない。それが、人を批判したくなる流れだと思うのです。
自分の好きなことを我慢して嫌々働いている人は、好きなことをして生きている人を許せません。人生に不公平さを感じ、裏でずるいことやっているんじゃないかと勘繰ります。または才能がある人はいいなあと羨みます。そして、ブログやツイッターを見て、反射的にネガティブコメントを書く(←ホント止めてほしい:笑)。
皆が自分軸で生きる平和な世界がいい
ミニマリストを目指し、自分軸になって、みんなが人を批判しなくなったら、それはとっても素晴らしいこと、と思いました。
皆が自分がやりたいことをやるんです。人の目を気にせずに。そして、人を批判なんてしない。どんなに、日本が生きやすく、明るくなるでしょうか?
理想論ですが、ミニマリストには日本を明るくする可能性があると思っています。
そして、自分の考えで生きる第一歩は、家の中の不要なものをきちんと片づけていくことです。
不要なものを捨てる時、あなたはあなたと対話しています。
その繰り返しで、もっと大きな決断も、自分軸でできるようになるのです。
最初の一歩、はじめてみませんか^^
こちらの記事もどうぞ